little things

愛しさが背中を押すんだ

世界が君に優しくありますように

 

どの辺にもやもやするのかというと、このことについて触れなきゃいけなくなったとき、紫耀くんは今までずっといろんなファンのことを思って気を配ってくれていて、実際に読んでも言葉のあちこちからすごくそれが伝わってくるなって思っていたし、でもそれがこうなったことで結局ファンにあれこれ言われる事態になってしまったってことかなあ。紫耀くんが、大勢の見ている場で、そういう風に立ち回れないところを見せざるをえないまでに追い込まれてしまったのだったとしたら、めちゃくちゃ悔しい。そもそも実際に見た人以外があれこれ言うものじゃないと思うけど。マジで。

 

いろいろ見てもなんかなあって感じで、あれこれ言葉で意味付けするのがあんまり好きじゃないなって思った。そうやって言った時点でもうそれは大きな意味を持った事実になっちゃうのだと思うし。それがおたくの醍醐味なんだろうけども。わたしは多分その場その場の事実というか、現実を受け止める方が向いてるなあ、多分。この話とは関係ないけど、基本的にそれまでだったらそれまでだったということだな、っていうスタンスだし。

 

過去を振り返って懐かしむことと(今の彼らが正しい方向に進んでいるかどうかは別として)過去を今の彼らに押し付けることは違うと思うし、もうそんなことで苦しむくらいだったら、何も考えないで彼らが思うように自由に進んでいったらいいんだよ、って思っちゃうけど、それでも彼らはずっと考え続けるんだろうなあ……苦しいなあ……重いなあ…………写真集のあの場所であの言葉が出てきたところで、今の彼らの中でこの事はそんなにも大きいものだったんだって思い知らされたように。

 

絶対に幸せにするよ、っていう言葉が嬉しかった。言い方は変だけど、普通に、ああアイドルなんだな〜〜〜かっこいいな〜〜〜><ってなった。直球で伝えてくれた言葉。わたしの中では結構びっくり、というか、一呼吸おいてうううってくる感じ。すごくない?絶対に幸せにするよなんて言える?わたしには言えない。ってしばらくぐるぐるしてた(笑)

そうやって思ってくれているんだなあって。わたしはかっこよくて頼もしくて見ると励まされる、みたいな、そういう目線でアイドルのことを見るのが好きだから、まだまだ先は見えない立場だけれど、そうやって言ってくれたのが嬉しかった。わたしにはやっぱりれんくんがどれほど考えているのかまたは考えていないのかわからないけれど、考えないと言えない言葉だろうし、良い意味で、ああ重い言葉だな……って思った。すごい、重いものを背負おうとしているんだなって。どれくらい、というかなにを考えているんだろうなあ。こんな言葉を言っちゃうって、すごいなって、しみじみする。

写真集の内容については割愛するけども、あの全身白のかっこよかったなぁ!あと中の背表紙の小さな写真がぎゅぎゅっと集まってるところがかわいい!笑顔でいてくれたらそれだけでファンは幸せだよ。

 

 


何を信じたらいいのかなんて、いくら考えてみても、結局彼ら自身の言葉を信じることしかできないんじゃないかって思ってしまう。ファンなんて目の前に出されたものが全てだと思うんだけどな。初めから疑いかかって言うのは嫌だし、まずは信じないでどうする!って思うけれど、でもそんなの甘いのかなあ。人が心の奥底で本当は何を考えているなんて、簡単に隠し通せてしまえるものなのにね。彼ら自身の意思なんてすぐに隠せてしまうものなんだろうし。現実で関わる人たちでさえわからないことはたくさんあるのに、こんなにも離れている人たちの、一回も話したこともない人たちの、いったい何をわかっていて信じているなんて言えるんだろうなあ。不思議だ。

 

 

 自分の好きなものは堂々と言える世界であればいいなと思った。そりゃあそのために何かを否定するのは違う気もするけど、人には人の好みがあるんだから仕方なくない?ってわたしは思っちゃう。みんなそれぞれ自分が応援している子が一番なのは当たり前なんだし、人それぞれじゃん。なのにこれはこうするのがあたりまえ!そういう発言をしただけでありえない!みたいなのはなんかなあっと思った午前三時でした。